皆さん、おはようございます

ここ最近は、寒い毎日が続いておりますが

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今年もあと10日となりましたので体調管理には十分に注意してください。


今回は私たち(イワシタホーム)が使用しているニチハ『あんしん』をご紹介します。


防耐火性

『あんしん』は、準不燃材料認定を取得。万が一の火災時にも『あんしん』です。

  • 国土交通大臣認定準不燃材料 QM-0457(両面アクリル系樹脂塗装/
  • パルプ・けい酸質混入セメント板)
  • ~燃焼実験~

耐力面材には構造用合板やOSBなど木質系のものがあります。

これらと比較して、『あんしん』は準不燃材料ですので、

万が一の火災時に『あんしん』使用部分で屋内へ火炎が達する時間を延ばすことができます。

燃焼実験


耐震性

●『あんしん』は、高い壁倍率で地震や台風時の外力から建物を守ります。

・『あんしん』は大壁仕様で壁倍率2.5、2.9、4.4、5.0、大壁床勝ち仕様(3尺幅限定)で壁倍率2.5、3.2、大壁床勝ち仕様(メーター幅限定)で壁倍率2.5、2.8を取得しました。

04


文書1


●面内せん断試験 ~筋かいと『あんしん』の比較~

『あんしん』は、一枚で筋かい二本以上の耐力があります。

面内せん断試験 ー筋かいと『あんしん』の比較ー01

・建物には様々な荷重や外力がかかります。

そこで、地震や台風時の水平荷重に対して抵抗するのは「耐力壁」です。

従来、耐力壁には筋かいが用いられてきましたが、

接合部に力が集中することや引っ張り側の力に対して抵抗力が低下する欠点があります。

一方、『あんしん』はどちらからの力が加わっても荷重を分散させるので安心です。


グラフ


耐久性

『あんしん』は、建物を長持ちさせる耐久性が魅力です。

・耐力面材は、長期間荷重に耐える必要性がありますのえ、

製品には耐久性が必要です。

『あんしん』は耐久性を評価する、耐凍結融解性、耐透水性で優れた性質を示します。

~耐凍結融解実験~

『あんしん』は基材の剥離や膨れなどの外観上の変化はほとんどなく、

他社の耐力面材に比べ耐凍結融解性能に優れていることがわかります。


※試験方法・・・各種耐力面材の小口より吸水をさせ凍結と融解を10回繰り返す。

耐凍結融解試験01

『あんしん』は他社品に比べ、透水量が少ないことがわかります。

施工時の雨漏れなどに対し優位性があります。


試験方法・・・各種耐力面材の表面からの透水量を比較。

耐透水性能01

※耐透水性能(表面)(上の写真は試験2時間後の状態です)


表

※数値は各4体の平均値。但し、1体でも5ml以上となった場合は、5ml以上と表記している。


透湿性

『あんしん』は優れた透湿性で壁面結露の発生を防ぎます。

~透湿性試験(ウォーターバス)~

壁の内部に発生する結露は、土台や柱、壁などを腐らせかねない建物の大敵です。

しかし、湿気をよく通す耐力面材を使えば、この結露による腐食を防ぐことができます。

『あんしん』は、壁の内部の湿気をスムーズに放出し、結露の発生を最小限に抑えます。


試験方法・・・水温90℃以上にしたウォーターバスの上に試片を置き、

        さらにその上にガラス容器をのせて、10分間の結露状態を比較。

透湿性試験(ウォーターバス)01


02


耐朽性

『あんしん』は、高い耐朽性で建物を長持ちさせます。

~耐朽性試験~

長い年月を経過した建物は老朽化が進み、その耐久性は徐々に低下していきます。


試験方法・・・耐朽性試験は、JIS K-1571(2004)「木材保存剤の性能試験」に準じて、

3週間後の供試体の重量減少率を評価。 重量減少が少ないほど、耐朽性が高い。

耐朽性試験

耐蟻性

~耐蟻性試験~

木材やプラスチックだけでなく、ときにはコンクリートや金属まで食害し、

建物に大きな被害を与えるシロアリ。『あんしん』なら、

シロアリが発生しにくい環境をつくり、その侵入を未然にシャットアウトすることができ、

重量減少や食害がほとんどありません。


試験方法・・・耐蟻性試験は、JIS K-1571(2004)「木材保存剤の性能試験」に準じて、

        3週間後の供試体の重量減少率、兵アリの死亡率、

        目視による評価。兵アリの死亡率が高いほど、耐蟻性が高い。

耐蟻性



耐衝撃性

『あんしん』は、強い衝撃から建物を守ります。

~耐衝撃性試験(落錘)~

地震や台風などの天災が起こると、建物に予測できない負荷が掛かることもあります。

例えば、突風で飛ばされたガラスや家財が外壁に衝突したり、

ブロック塀が倒れ掛かるなどの被害も起こりかねません。

そんなとき、高い衝撃性を持つ『あんしん』なら、

局部的に起こる大きな衝撃からも建物を守ることができます。


試験方法・・・1㎏のおもりを、試片が完全に亀裂するか、顕著に陥没するまで1100㎜の

高さから落下させ、その落下回数で耐衝撃性を評価。(試験板サイズ:400x500㎜)

耐衝撃性試験(落錘)


環境性

『あんしん』は、石綿不使用だから施工される方や住まわれる方に『あんしん』です。

『あんしん』はホルムアルデヒド発散建築材料に含まれていないので規制の対象外となり、

制限無く使用できます。『あんしん』はクロルピリホスや石綿を添加していないので

安心して使用できます。

他のVOC(トルエン、キシレンなど)についても問題はありません。



何か少しでも気になることがございましたら、お気軽にお問合せください。


イワシタホーム Web 看板1-2


2019年12月21日更新